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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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聖地のシンボルツリー
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     西の方は豪雨の被害が出ているが、北海道も長雨続きで、

    地球に何か異変が起きていると思わせられるこのごろ。

    宿の方も、観光シーズンに入り、それなりに忙しい。

    少ない体力をやりくりするために、

    体に自然エネルギーを取り込む方法をあれこれ考えている。

    マルコをつれて岸壁に行き、潮風を吸い込んだり、

    手宮公園の芝生の斜面にあるシンボルツリーの周りを歩いたりと、

    できる限りの工夫をしている。

     

     中でも一番効果があるのは、手宮公園の、とある木のところで

    休むことだろう。

    昨年亡くなった知り合いの歯医者さんが、

    死の4日ほど前に、どうしても手宮公園に行きたいといって、

    自分で車を運転していったそうだ。

    お世話している人の腕につかまって、やっとのことで

    その木のところへ行き、芝生の上に横になったという。

     

     病状が進んで、医者にさじを投げられたとき、群馬県の一人の

    巫女さんのような人を紹介された。

    その人のところへ行って、数か月いのちを長らえた。

    結局亡くなったのだが、その巫女さんは、

    亡くなった人からのメッセージを伝えることができる人で、

    「この方は、魂の位が高く、神様と言ってもいい人です。

    現世でお世話になった方々に、≪何か困ったことがあれば、

    この場所へ来て、私のことを思い出してください。

    悩みを伝えてくれれば、私が助けてあげましょう≫

    と言っています」といった。

    先月、実際にその巫女さんが手宮公園に来て、

    その木のところで何かお祈りをして、このことを告げたのだ。

     

     日本昔話にあるような世界だが、ほんとうのことだ。

    この歯医者さんは、犬が好きで、

    マルコが生まれて3か月で牧場から来たばかりの頃、

    めちゃくちゃ暴れて、手にかみついたりしていたが、

    「犬はこれくらい力がなきゃだめだよ」といって、

    革の手袋まで買ってきて店に寄り、  

    マルコを抱いて咬ませていた。

     

     数日前、常連さんの大阪のおばちゃんたちが来た時、

    マルコを連れて2人をその木のところへ連れて行った。

    長雨が一瞬晴れたそのとき、眼前に開ける海も緑も

    本当に美しい。

    おばちゃんたちに、「ここはほんとうにパワースポットになったのよ」

    といって、その話を伝えた。

     

     マルコを例の木につなぐと、喜んでグルグル回っていたが、

    そのうち何かをさがし始めた。ドッグフードを見せても

    私たちの方は見向きもせず、遠くをじっと見つめたり、

    木の上を見たりしている。

    昔、犬を何頭も飼っていたというおばちゃんのひとり

    ヤエさんは、

    「あれっ、マルコがへんだ、誰かをさがしているみたい」

    といった。

    そう、あの歯医者さんが降りて来たんでしょう。

    「マルコ、よく来たね。大きくなったなぁ」と。

     

     息子は、毎日夕方になると、マルコを手宮公園に連れて行って、

    緑の中を散歩させてから家に帰る。

    「手宮公園に行くと、なんだか体調がよくなるんだよ」

    と、彼はいつも言う。

    ほんとうに、心身の疲れがとれるのだ。

     

    小樽の隠れた聖地、パワースポット、あの木の下は、

    自然の治療室といってもいいかもしれない。

     

     

     

     

     

     

    | - | 07:04 | comments(8) | trackbacks(0) | - | - |
    このブログによく登場する「手宮公園」、昨秋かもめやさんにお泊まりした時、女将さんに連れて行ってもらいましたが、そこにパワースポットの木があるのですね。
    不思議な今日のお話。信じます。そして、その木の気に触れてパワーというか平常心を取り戻す助けにしたいと、思います。
    マルコ君すごいね!感性が犬以上なのかしら?飼い主に似てきたのかしら?
    | takarinn | 2018/07/09 5:25 PM |

    【小樽のパワー・ウーマン】
    旅館の女将という仕事は、実にユニークな人々に会える仕事なのですね。
    ただ、女将業をルーチンワークとしてこなしているだけでは、訪問客も、とおり過ぎていくだけですよね。
    ちょっと立ち止り、思い出話、悩み、希望を女将に語って行く客は、女将になら話してみたい、女将にだけは聞いてほしいと思った人たちでしょう。
    かもめやはユニークな人のリピーターが多く、面白く興味深い話がたまっていくのは、かもめやというパワースポットに、女将というパワーウーマンがいるからですね。
    「時は流れない、ただ積もっていくだけ」という開高健のサントリーのCMを思い出しました。
    | koishi3 | 2018/07/10 10:15 AM |

    koishi3の「かもめやというパワースポットに、女将というパワーウーマンがいる」の件に、その通り!と思わず膝を打ってしまいました。
    | takarinn | 2018/07/10 8:03 PM |

    全国的に「パワースポット」が量産?されているようで何よりです。しかし何やらオカルト的でもあります。今日7月13日は「オカルト記念日」ですが、小樽ではなまって、「オタルト記念日」というそうです。
    | 蛍 | 2018/07/13 11:52 PM |

    物知りの蛍さん、どうして7月13日が「オカルト記念日」なのでしょうか?いわれを教えて下さい。
    | takarinn | 2018/07/14 10:31 PM |

    「〇〇記念日」とか「〇〇の日」というのは誰が、いつ制定したか判らないことが多い。
    俵万智が7月6日を「サラダ記念日」にするというのと変わりません。
    毎年その日に記念行事をしているかというと、そうでもない。
    「オカルト記念日」はオカルトブームを巻き起こした映画「エクソシスト」が日本で初公開された日が
    1974年7月13日であることから誰かさんが提唱したのでしょう。
    誰が提唱し、制定したのかは不明です。
    「古典の日」は11月1日ですが、いわれはわかりますよね、takarinnさん。
    ちなみに今日、7月15日は「ファミコンの日」だそうで、私は今日まで知らなかった。
    任天堂が1983年のこの日にファミコンを発売した日です。
    任天堂のHPを見ても「ファミコンの日」には触れていません。
    | 蛍 | 2018/07/15 9:23 AM |

    蛍さんありがとうございました。映画『エクソシスト』からだったのですね。

    分からないことが多い、諸々の記念日も案外商業戦略に乗せられることも有ったりして・・・毎日が何かの記念日になったりして!
    『古典の日』は由緒正しい記念日と云うことになりますかな?
    | takarinn | 2018/07/15 11:50 AM |

    長屋の物知りご隠居蛍さんと、町娘のtakarinnさん?の掛け合いが
    おもしろいですね。手宮公園の木を発端に始まった掛け合い。
    「この木なんの木 気になる木♪…」
    「この日何の日 気になる日♪…」
    | 店主 | 2018/07/17 7:27 AM |










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