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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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リラの花咲く町で
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     からりと晴れあがった空に、さわやかな風が吹く、

    北海道で一番いい季節だ。

     

    札幌で、家具や家庭用品でおなじみ、ニトリの会長、

    似鳥昭雄氏の講演会があるという。

    知人に誘われ、出かけることにした。

     

    似鳥氏は札幌出身で、少し前まで、それほど大きくない家具屋を

    やっていると思ったが、ここ数年で、あっという間に日本中に店を展開し、

    誰もが知らない人はいないという店になった。

    事業を着々と拡大し、小樽でもウォール街の一角を

    「ニトリ芸術村」と名付け、

    拓殖銀行や三井銀行あとのクラシックな建物を

    美術館にしたり、ステンドグラス美術館を作るなどした。

    その実業家魂には、目を見張るものがある。

    つい最近、この美術館の並びにホテルを作り、

    かもめやのライバル?となった。

     

    いったいこの人はどんな人なのか。興味をひかれていた。

    講演会場は女性ばかりだったが、この人は親しみやすく、

    ざっくばらんで、隣のおじさんという感じだ。

    1967年に23歳で1人で始めた家具屋が、

    いまでは国内外で500店舗を展開するまでになったという。

    この人の右肩上がりの事業の裏には、

    明るく愛嬌のある奥さんがいたことを明かした。

    彼は接客は苦手だが、奥さんはお客の相手が上手で、

    次々と顧客をふやしたのだそうだ。

     

    「私は勉強がきらいで、勉強ができないんです」といい

    ずーっと試験はカンニングで切り抜けた。

    大学もほとんど全部落ち、ようやくひっかかったところで、

    又してもカンニング。

    それができないときは、新しいカンニングの道具を発明した、

    といって、みんなを笑わせた。

    しかし、近くに別な家具屋ができて倒産しそうな時、

    死のうかとまで思ったが、それでもアメリカへ視察旅行に行った。

    そして、あちらの豊かな生活を見て開眼。

    「日本人の住まいにも、アメリカのような豊かさを広げたい。

    しかも、家具は安く手に入るように」

    というロマンが、彼の中に芽生えたという。

    この立ち直りが半端じゃない。

     

    その後の躍進がすごいのだが、どうしてこの人がここまでになったのか。

    彼の中のロマンが壮大で強烈だったのだという。

    人は、自分の思いがなかなか実現しないと、自己嫌悪に陥ったり、

    自分はダメだ、と思うことがある。

    たいていの人は、この思いに負けてしまう。

    しかし、この人にはそれがない。

    自分には価値があるとかないとか、そんなことにかかずらうより、

    どうしたらロマンを実現できるかに思いを集中する。

    どんなときも、ひたすら実現する方法を考える。

    このめげない人格こそ、彼の躍進の秘訣だ、と思わせられた。

    彼は自分の成功の5原則を、次のようにいった。

    1、ロマン 2、ビジョン 3、意欲 4、執念 5、好奇心 だと。

     

    できるか、できないかではなく、どうしたらやれるのかを考える。

    このスポーツマン的な生き方に、大いに励まされた。

    そして、この人の根アカな生き方こそ、成功への近道だと知った。

     

    73歳の実業家は、明るく若々しく、そして飾らない庶民である。

    北海道の人らしいとも思える。

    すぐにめげるかもめやのおかみも、この人から元気をもらった。

     

    大通り公園は芝生も美しく、噴水が勢いよく水を噴いている。

    ところどころにライラックも薄紫の花をつけ、

    リラの香る町は美しい。

    人生のこの季節、この一瞬を大切にしたいと思った。

     

    時計台

    大通り公園のライラック

    噴水も水しぶきを上げている

    話変わって手宮公園が、遅咲きの濃いピンクの八重桜に変わった

    | - | 15:00 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
    「ニトリ」の社長さんはテレビで見てよく知っています。
    私の住んでいる埼玉の小都市にも小さな百貨店があります。最近、その5階フロア全体がニトリになりました。私も少し、買い物をしましたよ。
    札幌のライラック、いいですねぇ。手宮公園の桜もお見事。
    | Wako | 2018/05/24 12:52 AM |

    そういえば、今ちょうどライラックまつりが開催中ですね。
    ライラック、仏語でリラ。花言葉は、白いライラックが「年若き無邪気さ青春の歓び」、紫のライラックが「恋愛のはじめての歓び」とかなり微妙なニュアンスなので、女性に贈る時には今はやりのセクハラに注意が必要かも。
    紫のライラックを贈って「これってセクハラじゃないの?」って言えるほどの女性には会ってみたい気がしますが。
    咲き乱れるライラックも綺麗で好きだけど、ライラックの開花を契機に北海道も一気に草花が咲きだす初夏のはしりに突入するので、そのわくわく感がたまらないです。
    似鳥昭雄、「お値段以上、ニトリ!」の会長。本社・本店は札幌の新琴似、1988年以来30期連続増収増益。業態は「製造物流小売業」とこだわっている。
    勝ち組のモデル企業として研究・参考にされているけれど、ビジネスの勝ち組・負け組の研究は現役時代さんざんしてきたので、この話題はパスします。
    | koishi3 | 2018/05/24 10:43 PM |

    ニトリはカンニングをして業績を伸ばしてきたのかなぁ。カンニングも、ロマン、ビジョン、意欲 執念、好奇心が成功の秘訣だ。ニトリの財務状況は良好のようだが、カンニングのおかげかなぁ。下請け工場、従業員にもカンニングを奨めているのかなぁ。
    | 蛍 | 2018/05/26 9:04 PM |










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