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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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遅咲きの桜そこここに
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    ゴールデンウイークも終わり、宿のスタッフにも

    ホッと一息のシルバーウイークがきた。

    いつもよりは忙しいGW.「なんのこれしき」と思うが、終わってみると

    やはりぐったりしている。

     

    桜が満開だという手宮公園へ行ってみた。

    すこし肌寒く、曇り空だが、薄いピンクのベールを広げたように、

    桜が咲き誇っている。

    いつもは人けがないこの公園に町の人々が繰り出し、

    芝生に座って桜を眺めている。

     

    北海道にも桜の名所がいくつかあるが、

    この手宮公園だって、どこにも負けない美しさがある。

    海と桜。この取り合わせは、そうそうどこででも見られないだろう。

    犬がいるせいもあって、なかなか出かけられない私たちだが、

    車で3分の手宮公園は、この世の天国ともいえそうだ。

     

    GW期間は、宿泊のお客さんも多いが、小樽まで来たついでにと、

    立ち寄っていくおなじみさんもいる。

    以前は札幌勤務だった鳩さぶれさんも、

    知人を連れて立ち寄ってくれた。

    「梁川通りを歩いて、友和のパンを買ったんですよ」という。

    マルコが喜んで、鳩さぶれさんに飛びついた。

    「マルコ、だめ!」とおこるが、なかなかやめない。

    鳩さんのズボンに犬の足跡がついた。

    「鳩さん、いまは東京のどこでお仕事ですか?」と聞くと、

    「首相官邸前です」と。

    「お〜っと、首相官邸前で、犬の足跡がついたズボンはまずいでしょう。

    ごめんなさい」と私。

    この人は、小樽が好きで、本当にマニアックだ。

    「これから、手宮公園と浄應寺の坂へ行ってみようと思って」と言う。

    かもめや近くにある浄應寺の坂は、あっと驚くほど急で、

    坂の途中にお寺がある。

    ここを越えて坂の頂上まで行くと、小樽駅方面が見渡せる。

    下りも同じくらい急だが、こんな坂を上り下りすると、

    本当の小樽を味わえる。

     

    先日富山から来てくれた乗馬の名手の女性も、

    「この坂を歩いて帰ります」といった。

     

    また、昔小樽に住んでいたという年配の女性が

    わが宿に数日泊まってくれた。

    亡くなったご主人の散骨をするためだという。

    すぐ近くの北運河につないである船で沖に出て行き、

    お骨を海にまくのだそうだ。

    北運河には、たくさんの小型船が係留してあるが、

    釣り船だけでなく、そんな役割をする船もあるんだなぁ。

    船の名は「フェニックス」

    不死鳥。

    人は死しても魂は永遠なのか。そして、人と人との絆もまた…。

     

    あいにくの曇り空だが、グレーがかったピンクもまたいい

     

     

     

     

     

     

    | - | 15:48 | comments(9) | trackbacks(0) | - | - |
    お久し振りです。
    鳩さぶれさんの名前と浄應寺とフェニックスを目にするとは!
    ちょっと驚き、コメントします。
    いつも、私の散歩コースは小さなパン屋ギャベさんに寄り、奥さんと話してから浄應寺の坂をハアハア言いながら上り下りします。浄應寺の境内で一休みしてね。坂の途中の小さな家が良いなとか思いながら登るのです。
    フェニックスという名前の船は、北運河にいつも停泊してます。私のお気に入りは、MIZUMOGURAです。マニアックですねぇ〜。
    | John 1940 | 2018/05/07 11:35 PM |

    あ、それから狂ったように一斉に咲き、あっという間に散る本州のソメイヨシノが嫌いなのです。
    聞くところによると、ソメイヨシノは接ぎ木したクローンだから一斉に咲くそうですね。それよりは、北海道のさくらの方が好きですね。
    鳩さぶれさんには、是非とも一度お会いしたいのですが、今年はおとなしくしとこうと思います。
    | John 1940 | 2018/05/07 11:51 PM |

    Johnさんお久しぶりですねぇ、ほんとに。お変わりないですか。
    北運河の船の「水もぐら」号を知っているのは、このあたりの人でもほとんどいないでしょう。驚きました。
    この夏は大阪のおばちゃんたちも来てくれるそうですよ。大阪出身の鳩さぶれさんとおばちゃんたちは同じ町の人ですね。みんなが顔を会わせることができないのは残念ですね。
    | 店主 | 2018/05/08 9:56 AM |

    そうなんですよ。
    実を言うと、中々昼夜逆転生活から抜け出せずに苦しんでおります。
    ケーブルテレビで録画した英国ミステリーなどを観ると、面白くてやめられず、夜中に観て朝方に寝るというサイクルにはまってしまいました。
    だから、おかみさんに以前から言われているように、太陽に当たる生活をしようと努力中なのです。昼間とても眠くなるので、それを我慢してますが、夜中に目が覚めると中々眠れなくなるのが辛いのです。脳内のサイクルの問題かもしれませんね。
    だから、今年はこの生活サイクルを正常に戻すのが私の課題なのです。来年は行くと思います。
    | John 1940 | 2018/05/08 12:20 PM |

    【桜前線ゴールイン】
    三月中旬に本州南岸を出発した桜前線がようやく道央迄上ってゴールしたみたいですね。道東・道北の桜の標準木はエゾヤマザクラ(オオヤマザクラなのでソメイヨシノはここらあたりがゴールでしょ。襷を繋ぎながら駆け抜ける駅伝競走みたいで今年もきちんと咲いた桜にお疲れ様と言いたい気分ですね。

    学生時代のお花見といえば、GWに落研の仲間と着物を着て丸山公園に繰り出して、宴会で盛り上がっているところの写真を北海道新聞夕刊に載せてもらう事を楽しんでました。お花見の帰り酔った勢いで大通り公園の噴水に後輩を飛び込まさせる恒例のお遊びも続いていたけれどしばらく前に御公儀のお達しにより禁止されてしまったとの事。笑われて顰蹙を買う位の学生の悪ふざけくらい大目に見るゆとりある社会であってほしいなあ。

    毎回出てくる小樽の固有名詞の地名。大抵は分かっているんだけど、今回の「浄應寺の坂」のように知らない地名が出てくると、Google-mapで調べてストリートビューで辺りを散策するのも大いなる楽しみです。
    | koishi3 | 2018/05/08 3:43 PM |

    全国、全世界の「かもめや」宿泊予定者の方々に告ぐ。
    小樽に丸山公園はありません。札幌に円山公園はありますが、、。

    「葉桜に袴の裾もぬれにけり (芭蕉)」

    「マルコ跳ぶズボンの裾に足の跡」
    | 蛍 | 2018/05/08 7:30 PM |

    これまた、久し振りに歌が出来ました。

    急坂を上り下りするその間
    小樽の歴史垣間見るなり

    浄應寺高き石垣積みて建つ
    境内はその石垣の上

    坂道の途中に建った小さき家
    海のながめを見てみたくなる
     
    急坂の途中に在りし浄應寺
    鐘つき堂から見る海青し

    夫婦で営む小さなパン屋
    夫は寡黙で奥さんとしゃべる

    焼きたてのパンが並んだ棚の上
    せまい売り場に温もりの満つ

    浄應寺の坂越えてゆく駅を見て
    文学館を目指して歩く(文学館会員です)

    葉桜が熱狂さまし風が言う
    「平穏のため一度は狂え」と

    風さえて水天宮を吹き抜ける
    私ひとりが置いてきぼりに

    不死鳥という名の舟で散骨す
    人の記憶が海に溶けゆく


    以上です。

    去年の10月に北海道に行った時に、ひとつも歌が出来なかった悔しさが少し晴れました。



    | John 1940 | 2018/05/09 9:06 AM |

    7月にお伺いします。
    johnさんや鳩サブレさんと、みんなで顔合わせる機会があればいいですね!
    昨年の7月はとても暑かってビックリしましたが今年はどうでしょうか?
    | junko | 2018/05/11 12:20 PM |

    先日はありがとうございました。久しぶりの小樽を堪能しました。店主様にご紹介いただいたポイントのほか、小樽ぴざはうす、喫茶コロンビアなど、札幌に転勤した同僚をご案内しました。
    ご存知かもしれないですが、「小樽坂めぐり」というサイトがあり、浄応寺の坂も紹介されています。
    https://www.city.otaru.lg.jp/simin/koho/sakamati/
    多くの犠牲者がでた大正13年暮れの手宮駅爆発事故の碑にいつも手を合わせています。手宮公園には、店主様に教えていただいた尼港事件の碑があり、遠く極東ロシアの尼港で犠牲者になった多くの日本人の方々の冥福を祈ります。ともに小樽の歴史に残る悲劇ですが、あまりに遠くなり偲ぶ人も少なくなるのは仕方ないことですね。

    あ、マルコの足跡のズボンで元気に通勤していますよ。これも小樽の思い出です。
    | 鳩さぶれ | 2018/05/14 10:04 PM |










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