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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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師走の釣り人
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    あっという間に12月。
    ​今年は、まだ大雪には見舞われていないが、10僂曚廟僂發辰神磴
    ​解けかけては凍り、その上にまたうっすらと雪が積もったりで、
    もう完全に解けることはないだろう。
    これを根雪という。
    やれやれ、また長~い冬のトンネルに入った。

    ​町の商店街やスーパーでは、早くもクリスマスソングが流れているが、
    心は全く浮き立たない。
    人生にワクワクすることが少なくなったら、
    ​老境に入ったということなのか。
    ただ、1歳のビーグル犬・マルコだけが、
    ​この世のなにもかもが珍しく、
    ​雪道の散歩のとき、あちこちのにおいを嗅ぎまわっている。
    ​凍った道を犬を連れて歩くのは、とっても危ない。
    なにしろ、ふいにものすごい力で引っ張るので、
    ​滑って転ぶ危険はおおいにある。
    ​そこで、雪道の散歩のときは、亡き母が残していった黒いゴム長靴を
    はくことにした。
    靴の底には、金属の針が出た特別の金具がとりつけてあり、
    アスファルトの上を歩くと、ガチャガチャと音がする。
    ​昔は、お年寄りや外で仕事をする人は、
    ​ゴム長靴にこうやって金具を打ち付けたものだった。
    ​靴直しの人に頼んで、金具をつけるのだが、
    今は、そんな仕事をしてくれる店がないし、
    そういう金具もないのではないか。
    ​この靴をはいて、金具の音を聞くと、老いた母の心境がよくわかる。
    ちょっと寂しく悲しい気持ちになるが、
    ​これでマルコを連れて、朝の運河から岸壁へ行った。

    ​すると、岸壁には、この寒空の下、厚着をした釣り人が
    たくさん並んでいた。
    ​今は何が釣れているのか見ていると、
    ​10センチほどの銀色に光る細身の魚が次々とさおにかかってきた。
    チカだ。
    ​マルコを引っ張りながら近づいていくと、
    老夫婦の奥さんが夫に「あんた、犬にも1匹やんなさいよ」
    といっている。
    「だめだ、これはフグだから」と夫がいう。
    よく見ると,釣り糸に食らいついたチカの下に、小さなフグがかかっている。

    夫は、このふぐを、雪の上に投げ捨てている。

    この人の周りには、小さなフグがいっぱい散らばっていた。

    こんなフグにも毒があるんだろうか。

    道を歩きながら、ゴミでも何でも拾って食べるマルコが

    このフグを食べたらアブナイ。

    あわててその場を離れた。

     

    この釣り場には、人がたくさん並んでいると思ったら、

    数日後には、人っ子一人いなくなっている。

    釣り人の,ここに魚がいるという情報は、ものすごく早く

    届くものらしいということを、この目で知った。

     

    この近くに、海に面した色内埠頭公園という、大きい

    風光明媚な公園がある。

    この公園が、9月ごろから封鎖されてしまった。

    息子が毎日犬を散歩させていたのだが、行けなくなってしまった。

    この公園の岸壁に、「海上保安庁の船が泊まっているよ」

    と息子が言った。

    そうだ、北朝鮮がミサイルを発射したころからだ。

    日本海側の重要な港、小樽。

    北朝鮮の動向を知るために、水面下であれこれ対策を練っているに

    違いない。

    本当に、北朝鮮には困ったものだ。

    「やめろ、ジョン・ウォ~ン」マルコが遠吠えしている。

     

     

     

     

     

     




     

    | - | 14:06 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
    【秋のグジョグジョと春のグジョグジョ】
    今日のブログの小樽の景色は、根雪の前のグジョグジョ道。
    僕らの小学校時代には、スニーカーという文明はまだ到来してない次期なので、長靴は内側も剥き出しのゴムだけの三つ馬ゴム(確か小樽の会社だった気がする)の長靴で、短靴もゴムだけの、中国の纏足みたいな短靴しかなかった。内地の人には決して想像がつかないと思うが、北海道のガキは初冬のグジョグジョ道で、いつまで短靴で頑張るか、春のグジョグジョ道でいつ短靴に履き替えるかに男子の意地と美学が掛かっていて、クラスのマドンナに対し競っていた事を思い出した。因みに小学校の低学年までは、運動会は「運動足袋」というゴムを貼った足袋で走っていたのですよ。陸王みたい…。
    | koishi3 | 2017/12/04 7:51 PM |

    色内埠頭公園は8月24日から立ち入り禁止になっています。
    その理由は、「岸壁の調査を実施したところ、岸壁のコンクリートを支えている鋼官杭の一部が、海水で腐食して穴が開いている状態が見つかり、このままでは安全性が確保できず、今後、腐食が進み、公園側の鋼管矢板も腐食し、陥没等の影響が起こりうると判断。公園を含む同埠頭の立ち入りを禁止し、当分の間、公園等の利用を禁止した。
     一部を借りている産業港湾部管理課は、船の係留も好ましくないと判断。現在停泊中の海上保安部の巡視船も、他の岸壁が空き次第、移動する予定」とのこと。

    | 蛍 | 2017/12/04 11:11 PM |

    一部のフグを除いて、小さなフグにも毒はあります。小さいだけに毒も少量のようですが、食べては駄目のようです。また、当たります。
    釣ったフグは殺した後、海に戻すべきでしょう。

    「不遇から空腹になり喰うフグ」
    | 蛍 | 2017/12/05 10:07 AM |

    koishi3氏のコメントの三馬ゴムの長靴やゴムの短靴(今の子どもはなんの事?っていうかも)やら運動会の運動足袋の話。
    懐かしくて懐かしくて、涙こぼれそう!
    長靴の底に金物を打って滑り止めにするという昔ながらの発想は、なかなかのものですよね。もうそれをしてもらえないとなると、一層母上の形見は大事にしなくっちやね!
    でもくれぐれも転倒には気を付けてマルコ君と散歩してね。
    | takarinn | 2017/12/05 12:16 PM |

    明治44年生まれの母は、冬は雪下駄を履きましたました。爪革にふわふわの毛がついていました。この雪下駄にも金具が付いていて、固い雪道を歩くと「キュキュ」と鳴りました。しばれる北国の冬の、代表的な音として忘れられません。
    また、母は角巻きという大きなショールを三角にたたんですっぽりとかぶり、外出しましたね。
    本州の私達はこのように北国を懐かしく思っていますが、実際の生活はやっぱり大変ですよね、気を付けてお散歩してください。
    | Wako | 2017/12/07 2:38 PM |

    今日、「午前10時の映画祭」で映画「夜叉」を見た。32年前の映画である。高倉健主演。舞台は敦賀の美浜町日向。冬の或る日、子連れの女(田中裕子)がやってくる。和服に雪下駄と角巻だった。その女の名は蛍子、そして「蛍」という居酒屋を始める。
    | 蛍 | 2017/12/10 4:15 PM |

    物知り「蛍」さんが今度は映画関係者に変身〜か!?
    | takarinn | 2017/12/11 10:48 AM |










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