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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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ビーグルの波長
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    10月は例年になく暖かかったのに、11月になると、一気に

    冬モードに入った。

    今日も強い風に乗って、雪が舞い散っている。

    今朝の天気予報では、北海道の日本海側で40僂阿蕕だ僂發襪箸海蹐

    ありそう、と言っていた。

    まさか、とは思ったが、この様子だと、あり得ないことではない。

    やれやれ。

    生まれてこの方、こんな季節を何回迎えたことだろう。

     

    さきほど、こんなことをブログに書いて、かなり書き進めたと思ったら、

    パソコンの文字が一瞬にして消えてしまった。

    どこを探してもない。

    ついてないなぁ。

    こうぼやきはじめると、テンションが下がるので、

    グッとこらえる。

     

    この秋は、犬が来たことで、小樽の町なかより緑や草の多い場所を

    歩くことが増えた。

    牧場生まれのマルコは、草むらが好きなので、

    草のあるところを探して歩くことになる。

    北運河のほとりを歩いて、運河公園から手宮線跡の

    芝生を走る。

    つい最近、手宮線の遊歩道がついに最終地点まで完成した。

    ここにアイヌ犬が何頭もいたのだが、

    今朝、息子がマルコを連れて行ったら、

    白い犬が2頭しかいなかった、と言っていた。

    ほかの犬相の悪い犬たちは、どこへ行ったのか。

    もしかすると、処分されたのかもしれない。

     

    この道は、小樽としては、センスのいい開発をしたと思う。

    春、夏、秋。どの季節も線路脇の自然の草花が美しく、

    また、汽車が通っていた頃の活気ある港町の面影も残っていて、

    何とも言えない風情がある。

     

    こんな道を歩いたり、また坂の上の教会付近の静かな住宅地から、

    山のすそのにある母校の西陵中学校のほうまで歩くと、

    紅葉が進んだ自然の中に建つ家々の間から

    港が見える。

    中学時代には気にもとめなかった味わいのある景色。

    観光客が集まる運河周辺のにぎわいを離れて、

    自然の多い山すそを歩くと、別荘地へ行ったような気分になる。

    カサコソと落ち葉を踏み鳴らして、

    晩秋の光と風を感じながら、木々の間を歩くのは、

    心静まる最高の時間だ。

    ふと、国木田独歩の小説「武蔵野」を思い出した。

     

    犬が来てからというもの、不思議に「ビーグルを飼っていました」という

    お客さんが来る。

    「パワーのあるビーグル犬を散歩させていた母は、10圓發笋擦董

    糖尿病がすっかり治ってしまったんですよ」という女性。

    また別の若い女性は、「あっ、ビーグルだ。うちでも16年飼っていました」

    という。

    「小学生の時に飼ったのですが、犬の誕生日には、弟や妹とお部屋に

    かざりつけをしたり、また大きくなってからは、犬が食べられる

    野菜をのせたケーキを作ったりしたんです。

    私が働くようになってから、お給料で洋服を買ってあげたり…」

    彼女は懐かしそうに語り、マルコの口に手を入れた。

    「あっ、かまれるかも」といって心配しても、彼女は平気だ。

    なにしろ、飼育歴は2か月の私たちとは違い、16年だというのだから。

    「そうそう、母がパンを作るので、発酵させていたら、

    犬が食べてしまったの。それが、おなかの中で発酵して、

    おなかがふくらんできたので、びっくりして、獣医さんに電話したこともあったわ。

    水を飲ませなさい、と言われて…。そのうち、出てきました」

     

    また、昨日は、マレーシアから男性2人、女性2人のの若者が来た。

    一人の男性の足に、犬が喜んでからまっていくのをやめさせようとすると、

    彼はニコニコしながら「大丈夫」とジェスチャーで言う。

    そうして、「うちにもビーグルがいるんだ」といって、スマホの動画で

    自分のビーグルを見せてくれた。

     

    それにしても不思議だ。

    今では少ない犬種のビーグルを飼っていたというお客さんが

    次々と現れる。

    わが宿からビーグルの波長が出ていて、それに同調する人が

    来るのだろうか。

    だとすると、この波長は、相当強力だ。

     

    石倉を彩る錦のツタ

    晩秋の街角

    マルコの居場所

    うっすらと雪化粧した手宮線跡

     

     

     

     

     

    | - | 15:16 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    マルコ君の犬相?なかなかノーブルですね。
    そして、彼は飼い主のようないや、それ以上の人が集まる磁力を持っているかも?と久々の女将さんの文章から感じました。

    ご無沙汰のうちにすっかり季節は晩秋から冬ですね。マルコ君は雪の中を駆け回るのを大喜びするでしょうが、余り張り切って転んだりしないでね。
    | takarinn | 2016/11/14 10:06 AM |










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