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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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馬を訪ねて三千里
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     暖かな日が数日あって、日当りのよい場所では桜が開花している。
    濃いピンクの花が、たわわに枝をふくらませ、
    道路ぎわに、桃色の綿菓子みたいにせりだしているところもある。
    雪が解けて、木々の葉が落ちたままの殺風景な北国の町に、
    突然ふうわり花の贈り物が届けられたみたいだ。

    ゴールデンウィークの少し前には大阪からJohnさんが来宿。
    勝手知ったる小樽の町を歩き、古い喫茶店「光」や、
    小樽文学館の昭和の香りがする喫茶コーナーで、 静かな時間を過ごしたようだ。
    これらのレトロな空間は、ただそこに座っているだけで、
    過ぎ去りし日々の小樽の誇り高き文化と、繁栄の時代を 感じ取ることができる。

     次に富山から来た、女性の常連さん。 年のころは40代。
    これまであまり話したことはなかったが、 これからニセコの近くの共和町へいくという。
    せっかくのGWの始まりの日だというのに、風が強く、寒い。 道東の方では雪も降っているそうだ。
    「こんな寒い日に、そんな遠くまで行かれるのですか?」 というと、
    「ええ、馬を飼っているところがあって、 馬に会いに行くんです」とのこと。
    聞けば、彼女自身は乗馬をやっているのだが、 競走馬で、第一線から退いた馬を引き取って世話をする
    牧場があちこちにあり、馬の好きな人が全国から資金を出して 応援しているんだそう。
    彼女もそれに参加していて、 ま、パトロンみたいなものかな。
    たくさんの馬の顔がのった写真を見せて、 「私の馬はこの子なのよ」と教えてくれた。
    「ふ〜ん、そんなことがあるんだ」
    リンゴの木のオーナーになる、とかいうことはあるが、
    馬もあるのね。
    「馬のそばにいるだけで癒されるの」と。

    地元では乗馬をやっていて、富山から金沢まで、よく馬に乗りに行く という。
    何回も落馬してけがをしたこともあるそう。
    「馬に乗って海岸を走るのって、最高に気持ちいいわよ。
    暴れん坊将軍になったみたいで…」
    「え〜っ、そんなことまで…」こんなきゃしゃな彼女が、と 驚く私。
    時代劇でたくさんの侍が鎧を着て、馬に乗って戦をするシーンがある。
    そういう撮影の場面に駆り出される馬もいれば、
    乗馬ができる人も 頼まれて出ることがあるそう。
    「私もいつか鎧を着て、馬に乗って戦の場面に出てみたい。
    あら、鎧を着れば、男か女かわからないでしょう」と彼女。

    はぁ、世の中にはいろんな趣味があるものねぇ。
    そういえば、彼女のジャンパーの裏にも、馬の絵がついていた。
    ここまで好きなもの、好きなことがあるって、 幸せね。
    幸せな人を見ていると、こちらも幸せになる。
    幸せな人、集まれ!


    かもめや裏の、手宮線跡にできた遊歩道と小さな公園に
    桜が咲いた。

    かもめや あつし画














     
    | - | 22:35 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
    二日間、お世話になりました。
    今回の旅のメインは、美瑛の宿のクラシックコンサートでした。

    では、今回の歌です。

    美瑛にて

    田園の中にて響くクラシック
    ピアノとチェロとヴァイオリンの

    始まりは小雨の中で終わる頃
    十勝岳連山すがたを見せる

    目の前にチェロ奏者の指ありて
    その動き見て音聴く至福

    暗闇にピンクの満月浮かび来る
    美瑛の広き空の真ん中

    アカゲラが木をつつく音聞こえても
    姿は見えずさすがに野性

    美瑛にて内なる毒素消えてゆく
    霧の出た朝蒸気となりて

    小樽にて

    つつましくエゾヤマザクラ花開く
    小樽の宿の線路あとにて

    二日間わたし一人のかもめやで
    おかみと話す旧友のごとく

    いつもなら人気少ない水天宮
    人がちらほらテレビのせいか?

    北海道、魅力いろいろありまして
    美瑛の広さ、小樽の歴史

    あちこちで喋り倒して移動する。
    変な旅人なんです、ワ・タ・シ


    以上です。
    また、6月に行く予定です。
    Junko さんたちに妬まれそうです。
    | John 1940 | 2016/05/01 7:26 PM |

    妬んでます&#128517;
    | Juko | 2016/05/01 8:24 PM |

    妬んで文字化けしてしまいました。
    | Junko | 2016/05/01 8:26 PM |

    こわいよぉ〜!
    まるで、中島みゆきの『うらみ・ます』みたいに。ねたみ・ます

    でも、旅はやめませんよ。

    旅の〈締め〉、それはいつも小樽なり。
    私にとっての「旅の法則」

    と、いうことです。
    | John 1940 | 2016/05/01 9:42 PM |

    幸せな人を丸ごと包んで受け入れるおかみさんの豊かな心、素敵な文章の源ですね。
    | jyarinko | 2016/05/16 11:58 PM |

    あつしさんの描いた馬の絵も、いいなぁ〜
    女将さんの文章と、あつしさんの絵は
    雰囲気がピッタリと合う感じがして
    大好きです。
    | ふきのとう&#9833; | 2016/05/18 1:22 AM |










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