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かもめや日記

北海道小樽市にある小さな宿「おたる北運河かもめや」のブログです
おたる北運河かもめやのホームページは http://kamomeya.main.jp
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花も嵐も…
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     台風シーズン到来。

    昨日晴れたかと思うと、今日は強風が吹き荒れる。

    数日前の風はすごかった。

    この古いかもめやの建物がこわれるんじゃないかと思うくらい。

    窓ガラスががたがた揺れ、今にも割れそうで、

    一日中店の中で、じっと身を縮めて息をこらしていた。


     翌朝運河に出てみると、雨でじっとりと湿った石畳が、

    何事もなかったような静かなたたずまいをみせている。

    運河べりに続く花壇の草花は、一夜にしてなぎ倒されて

    茶色に変色していた。

    ふとこの1年、無我夢中で歩んできた道のり、そしておおげさにも

    わが人生を振り返ると疲れを覚えた。

    そして、こんな昔の歌謡曲の歌詞が浮かんだ。

    つい自分の今の気分で、替え歌にしてみたくなる。


       花も嵐も踏み越えて 往くが女の生きる道

                    (男の)

       鳴いてくれるな小樽のかもめ

              (ほろほろ鳥よ)

       朝の運河を ひとり往く

       (月の比叡を)


     この元歌をご存知の方もあろうか。

    戦前に大ヒットした映画「愛染かつら」の主題歌

    「旅の夜風」という歌謡曲だ。

    加山雄三のお父さんの上原謙と田中絹代が演じた

    メロドラマで、映画も歌も大ヒットしたようだ。

    昭和13年、私が生まれるずっと前のことだが、この歌はなぜか知っている。

    西條八十 作詞、万城目正 作曲だそうだ。


    歌謡曲というのは、その時代の人々の気分を

    わかりやすく表現したものだ。

    あかるなぁ、この気持ち。

    ということは、私は「古い奴だとお思いでしょうが…」

    ということになる。


    いいじゃないの、古くたって。

    人はいつかは古くなる。

    そして、古くなって初めてわかることがある。

    人は死ぬまで新しい発見がある。

    これが哲学というものだろう。


    「運河哲学」してみてはいかが。









    | - | 07:14 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
    花も嵐も踏み越えて、たどり着いたは小樽のかもめや。
    やっとこさ小樽まで来ました。
    釧路で台風に直撃され、1日中ホテルに缶詰でしたね。

    では、私の1曲を、

    水底の石

    時の流れが水ならば
    私の心は底の石
    コロコロ転がり角取れて
    丸くはなるが中身は同じ

    世の中渡るに
    邪魔なるものは
    余計なプライド
    余計なおカネ

    それらを流して
    身軽になれば
    水の冷たさ
    少しは和らぐ

    最期に着くのは
    同じ海でも
    水の流れの
    道すじちがう

    私の心は底の石
    やがて砕けて砂となる


    お粗末さまでした。
    | John 1940 | 2015/10/11 8:45 PM |

    大阪泉州はだんじり祭り真っ最中です。
    花も嵐も何のその…
    祭りの太鼓・笛が今日も行く!
    | Junko | 2015/10/11 9:20 PM |

    では、私も『運河哲学』しますかね。
    台風直撃を経験して考えました。


    天然自然

    自然が猛威をふるい、ヒトに襲いかかるのは、猛獣がヒトを襲うのと同様で、それは〈本能〉のままなのだ。

    ヒトは、その猛威に恐れおののくしかないが、それはヒトも天然自然の一部であることを忘れているからで、ヒトが生命の神秘のほんの一部を解き明かしたとて、そのことに変化はない。

    忘れてはいけないよ。パソコンに支配されているサラリーマンたちよ。
    あなたの体を支配しているのはあなたではなく天然自然なので、すでにあなたは二重に支配されているのだ。いや、あなたの雇い主を入れて三重四重に…。

    エゾシカたちは、嵐の前に森の安全な場所に隠れるが、ヒトには嵐の察知能力も隠れ場所もない。

    ただ、恐れおののくばかり。

    その時、初めて己も天然自然の一部であることを知るのだ。

    私を支配しているのは私ではない。

    自分で自分を支配していると思い込んでいる人は、欲望のままに突っ走る。
    それが〈本能〉だと思い違いしているからだが、そういう人ほど感性が鈍い。

    人間の感性は、本能の名残だ。



    | John 1940 | 2015/10/12 11:01 PM |

    歌謡曲の作曲家ってみんな同じコード進行なのであまり評価してませんが、歌謡曲の作詞家はすごいなあって思いますね。
    | 恋志3 | 2015/10/14 7:01 PM |

    台風も嵐も乗り越えて、何とかあした帰れそうです。
    長い旅になりましたが、いろんな人との出会いもありました。

    では、小樽の歌を送ります。


    大阪の汚れた空気をビンに詰め
    そっと捨てたよ小樽の駅に

    突然に空かき曇り雨が降る
    小樽の天気人生模様

    (水天宮にて)

    久し振りの水天宮を渡る風
    夏草揺らし秋の終わりぬ

    空気澄み誰も居ないし人も来ぬ
    水天宮は異空間なり

    哀しみを映して碧き海の色
    灰色になり季節は冬へ

    寿司食わず観光運河興味なし
    何故に惹かれる水天宮に

    寒空にやけにカラスが鳴きやがる
    水天宮に我一人居て

    年老いて海を見る我想像す
    何も想わず後悔もせず

    (手宮公園にて)

    小樽港防波堤延び貨物船
    静かに停まり街の音する

    暴風で傷み付けられ木々の葉は
    紅葉までも持ちこたえるか

    整備され手宮線跡公園に
    秋深き日に日向ぼっこする

    あす帰る最後の小樽秋晴れに
    天の気落ち着き地上おだやか


    以上です。





    | John 1940 | 2015/10/15 5:07 PM |

    無事に帰って来ました。
    それでは、札幌から道東、美瑛の歌を送ります。


    札幌の外見えぬ部屋おぞましく
    静かさだけが有り難くあり

    大都会人が集まるおぞましさ
    そのおぞましさが人を集める

    道東のシカに囲まれ暮らす宿
    人間様はエンリョ気味だね

    『気紛れでいいんでないかい、一人旅』
    肉牛一頭目が合い話す

    牧場の上がり下がりの一本道
    絵になり過ぎて振り返り見る

    摩周湖のリスの子どもに癒される
    果たして冬を越えられるのか?

    札幌で外見えぬ部屋に入れられて
    釧路で嵐外へ出られず

    客一人1両列車がゆく旅は
    少しぜいたく得した気分

    少しずつ色づく山を登りゆく
    1両列車にワタシが一人

    とんがった道央の山見えてくる
    紅葉すすみ頂上は雨

    あかね雲十勝連山染めてゆく
    広がる空に消えゆくカラス

    時として強い風吹く道歩く
    台風一過の美瑛の空よ

    あちこちでしゃべりたおして旅をする
    言葉が水の如く流れる


    以上です。
    | John 1940 | 2015/10/18 4:31 PM |

    今回の旅のまとめの歌を送ります。
    ブログのコメント欄を占領してすみません。


    同じ場所同じ人たち訪ねても
    微妙な変化私も変化

    穏やかな久方ぶりの長き秋
    心はまたも北へ飛びゆく

    長旅で出会った人の幸願う
    一期一会の潔さあり


    以上です。
    本当にいろんな人に会いました。
    それが、一番のおみやげですね。
    | John 1940 | 2015/10/24 4:34 PM |










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